鋼材の焼入れ,熱処理,JIS規格鋼製品の材質,種類,品質,試験等

 

オーステナイト系ステンレス鋼



”鋼材(熱処理用鋼、特殊用途鋼)”に分類されている用語のうち、『オーステナイト系ステンレス鋼』のJIS規格における定義その他について。

主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼の用途別製品及び品質に関する主な用語として、鉄鋼用語(製品及び品質)(JIS G 0203)において、”鋼材(熱処理用鋼、特殊用途鋼)”に分類されている用語には、以下の、『オーステナイト系ステンレス鋼』の用語が定義されています。

鉄鋼用語(製品及び品質)
⇒【鋼材(熱処理用鋼、特殊用途鋼)】


分類: 鉄鋼用語(製品及び品質) > 鋼材(熱処理用鋼、特殊用途鋼)

番号: 4204

用語: オーステナイト系ステンレス鋼

定義:
常温においてもオーステナイト
(※1)組織を示すステンレス鋼。熱処理によって硬化せず、一般に非磁性である。
18%クロム8%ニッケル(18-8)鋼がその代表的なものである。

対応英語(参考):
austenitic stainless steels


(※1)
オーステナイトとは、1種以上の元素を含むγ鉄固溶体のことです。