鋼材の焼入れ,熱処理,JIS規格鋼製品の材質,種類,品質,試験等

 

溶融アルミニウムめっき鉄線/溶融アルミニウムめっき鋼線



”鋼材(用途別)”に分類されている用語のうち、『溶融アルミニウムめっき鉄線』、『溶融アルミニウムめっき鋼線』のJIS規格における定義その他について。

主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼の用途別製品及び品質に関する主な用語として、鉄鋼用語(製品及び品質)(JIS G 0203)において、”鋼材(用途別)”に分類されている用語には、以下の、『溶融アルミニウムめっき鉄線』、『溶融アルミニウムめっき鋼線』などの用語が定義されています。

鉄鋼用語(製品及び品質)
⇒【鋼材(用途別)】


分類: 鉄鋼用語(製品及び品質) > 鋼材(用途別)

番号: 3415

用語: 溶融アルミニウムめっき鉄線(※1)

定義:
軟鋼線材を用い、冷間加工した後、又はこれに熱処理(焼なまし)を行った後、溶融アルミニウムメッキをして仕上げられた鋼線。主として金網に用いられる。

対応英語(参考):
hot-dip aluminium-coated steel wires


分類: 鉄鋼用語(製品及び品質) > 鋼材(用途別)

番号: 3416

用語: 溶融アルミニウムめっき鋼線(※1)

定義:
硬鋼線材を用い、熱処理(パテンチング)後、冷間加工し、溶融アルミニウムめっきをして仕上げられた鋼線。主として土木、建築、電力に用いられる線及びより線。

対応英語(参考):
hot-dip aluminium-coated steel wires


(※1)
溶融アルミニウムめっき鉄線、鋼線、及び溶融アルミニウムめっきに関しては、以下のJIS規格があります。

JIS G 3544
溶融アルミニウムめっき鉄線及び鋼線

JIS H 8642
溶融アルミニウムめっき

JIS H 8672
溶融アルミニウムめっき試験方法