鋼材の焼入れ,熱処理,JIS規格鋼製品の材質,種類,品質,試験等

 

溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯[通称:亜鉛鉄板]



”鋼材(用途別)”に分類されている用語のうち、『溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯[通称:亜鉛鉄板]』のJIS規格における定義その他について。

主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼の用途別製品及び品質に関する主な用語として、鉄鋼用語(製品及び品質)(JIS G 0203)において、”鋼材(用途別)”に分類されている用語には、以下の、『溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯[通称:亜鉛鉄板]』の用語が定義されています。

鉄鋼用語(製品及び品質)
⇒【鋼材(用途別)】


分類: 鉄鋼用語(製品及び品質) > 鋼材(用途別)

番号: 3151

用語: 溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯[通称:亜鉛鉄板](※1)

定義:
建材用、家電用、自動車用等の防錆(防せい)性を高めるため、溶融亜鉛めっきを行った鋼板及び鋼帯。
板には平板と波板とがある。表面は通常、スパングルと称する花のような模様があるが、これを小さくしたもの又は消したものもある。
また、再加熱して、亜鉛層を十分に鉄と合金化させたもの(ガルバニール、主に加工用)がある。

対応英語(参考):
hot-dip zinc-coated steel sheets/strip


(※1)
溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯(亜鉛鉄板)及び溶融亜鉛めっきに関連するJIS規格には、以下などがあります。

JIS G 3302
溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯

JIS G 3312
塗装溶融亜鉛めっき鋼板及び鋼帯

JIS H 0401
溶融亜鉛めっき試験方法

JIS H 8641
溶融亜鉛めっき

JIS H 9124
溶融亜鉛めっき作業指針