超合金/リムド鋼
”鋼の種類、粗鋼、鋼片”に分類されている用語のうち、『超合金』、『リムド鋼』のJIS規格における定義その他について。
主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼の用途別製品及び品質に関する主な用語として、鉄鋼用語(製品及び品質)(JIS G 0203)において、”鋼の種類、粗鋼、鋼片”に分類されている用語には、以下の、『超合金』、『リムド鋼』などの用語が定義されています。
鉄鋼用語(製品及び品質)
⇒【鋼の種類、粗鋼、鋼片】
分類: 鉄鋼用語(製品及び品質) > 鋼の種類、粗鋼、鋼片
番号: 1104
用語: 超合金
定義:
鋼の耐食性又は耐熱性を改善するため、合金元素を多量に添加し、鉄分が50%以下となっている合金。
対応英語(参考):
superalloy
分類: 鉄鋼用語(製品及び品質) > 鋼の種類、粗鋼、鋼片
番号: 1121
用語: リムド鋼
定義:
鋳型内で溶鋼中の酸素と炭素が作用して一酸化炭素を発生し、溶鋼が特有の沸騰かくはん(攪拌)運動(リミングアクションという。)をしながら凝固した鋼。
脱酸剤としてフェロマンガン、少量のアルミニウムなどを加えて造った鋼。
表層部は清浄であるが、偏析(※1)がある。
対応英語(参考):
rimmed steel
(※1)
偏析とは、合金元素や不純物が不均一に偏在している現象又はその状態のことをいいます。
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