鋼材の焼入れ,熱処理,JIS規格鋼製品の材質,種類,品質,試験等

 

磁束力/磁束密度/透磁率



”電磁気試験”に分類されている用語のうち、『磁束力』、『磁束密度』、『透磁率』のJIS規格における定義その他について。

主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において、”電磁気試験”に分類されている用語には、以下の、『磁束力』、『磁束密度』、『透磁率』などの用語が定義されています。

鉄鋼用語(試験)
⇒【電磁気試験】


分類: 鉄鋼用語(試験) > 電磁気試験

番号: 6102

用語: 磁束力

定義:
試料を磁化しようとする磁界の強さ。
単位はアンペア毎メートル(A/m)を用いる。
磁束力は電流のほか磁化された物体によっても生じる。

対応英語(参考):
magnetizing force


分類: 鉄鋼用語(試験) > 電磁気試験

番号: 6103

用語: 磁束密度

定義:
一様に磁化された試料の単位面積当たりの磁束。
単位はステラ(T)を用いる。

対応英語(参考):
magnetic flux density,
magnetic induction


分類: 鉄鋼用語(試験) > 電磁気試験

番号: 6104

用語: 透磁率

定義:
磁束力に対する磁束密度の比。
通常、初透過率と最大透過率とが用いられる。

対応英語(参考):
amplitude permeability