鉄損試験/鉄損/層間抵抗試験
”電磁気試験”に分類されている用語のうち、『鉄損試験』、『鉄損』、『層間抵抗試験』のJIS規格における定義その他について。
主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において、”電磁気試験”に分類されている用語には、以下の、『鉄損試験』、『鉄損』、『層間抵抗試験』などの用語が定義されています。
鉄鋼用語(試験)
⇒【電磁気試験】
分類: 鉄鋼用語(試験) > 電磁気試験
番号: 6300
用語: 鉄損試験
定義:
試料を磁化したとき試料中に消費される電力損を測定する試験。
測定にはエプスタイン試験器が用いられる。
対応英語(参考):
measurement of iron loss,
measurement of core loss
分類: 鉄鋼用語(試験) > 電磁気試験
番号: 6301
用語: 鉄損
定義:
試料を交流磁化力によって磁化したとき試料中に消費される電力。
通常、1kg当たりで表す。
単位はワット毎キログラム(W/kg)を用いる。
対応英語(参考):
iron loss,
core loss
分類: 鉄鋼用語(試験) > 電磁気試験
番号: 6400
用語: 層間抵抗試験
定義:
鋼板の層間絶縁抵抗を測定する試験。
層間抵抗の値は、試験片1枚当たりの面積1cm2に対する抵抗値オームで表す。
単位は Ω・cm/枚 を用いる。
対応英語(参考):
measurement of surface insulation resistance