電磁気試験/磁化特性試験/B-H曲線
”電磁気試験”に分類されている用語のうち、『電磁気試験』、『磁化特性試験』、『B-H曲線』のJIS規格における定義その他について。
主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において、”電磁気試験”に分類されている用語には、以下の、『電磁気試験』、『磁化特性試験』、『B-H曲線』などの用語が定義されています。
鉄鋼用語(試験)
⇒【電磁気試験】
分類: 鉄鋼用語(試験) > 電磁気試験
番号: 6000
用語: 電磁気試験
定義:
電気的磁気的特性を調べる試験。
磁化特性試験、鉄損試験、層間抵抗試験などがある。
対応英語(参考):
tests for electric and magnetic properties
分類: 鉄鋼用語(試験) > 電磁気試験
番号: 6100
用語: 磁化特性試験
定義:
試料の磁化力H(※1) と磁束密度B(※2) との関係を調べる試験。
測定にはエプスタイン試験器が用いられる。
対応英語(参考):
measurement of magnetization characteristic
分類: 鉄鋼用語(試験) > 電磁気試験
番号: 6101
用語: B-H曲線
定義:
磁束力H と磁束密度B の間の特性を表す曲線。
対応英語(参考):
B-H curve
(※1)
磁束力とは、ある試料を磁化しようとする磁界の強さのことです。
(※2)
磁束密度とは、一様に磁化された試料の単位面積当たりの磁束のことです。