鋼材の焼入れ,熱処理,JIS規格鋼製品の材質,種類,品質,試験等

 

フィルム観察器/増感紙/照射野/露出線図



”非破壊試験”の中の、”放射線透過試験”に分類されている用語のうち、『フィルム観察器』、『増感紙』、『照射野』、『露出線図』のJIS規格における定義その他について。

主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”非破壊試験”のうちの”放射線透過試験”に分類されている用語には、以下の、『フィルム観察器』、『増感紙』、『照射野』、『露出線図』などの用語が定義されています。

鉄鋼用語(試験)
⇒【非破壊試験 > 放射線透過試験】


分類: 鉄鋼用語(試験) > 非破壊試験 > 放射線透過試験

番号: 5103

用語: フィルム観察器

定義:
透過写真を観察するための照明器。
一般にシャウカステンと呼ばれている。

対応英語(参考):
film viewer,
illuminator


分類: 鉄鋼用語(試験) > 非破壊試験 > 放射線透過試験

番号: 5104

用語: 増感紙

定義:
放射性透過写真の撮影時間を短縮する目的で使用するもの。
蛍光増感紙、金属箔増感紙及び金属蛍光増感紙の3種類に大別される。

対応英語(参考):
intensifying screen


分類: 鉄鋼用語(試験) > 非破壊試験 > 放射線透過試験

番号: 5105

用語: 照射野(しょうしゃや)

定義:
放射線透過写真の撮影をする際に放射線が試験体に照射する範囲。

対応英語(参考):
radiation field


分類: 鉄鋼用語(試験) > 非破壊試験 > 放射線透過試験

番号: 5106

用語: 露出線図

定義:
一定濃度の透過写真を得るために撮影条件を決定する目的で使用する線図。

対応英語(参考):
exposure chart