検出レベル/エコー高さ区分線/欠陥指示長さ
”非破壊試験”の中の、”超音波探傷試験”に分類されている用語のうち、『検出レベル』、『エコー高さ区分線』、『欠陥指示長さ』のJIS規格における定義その他について。
主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”非破壊試験”のうちの”超音波探傷試験”に分類されている用語には、以下の、『検出レベル』、『エコー高さ区分線』、『欠陥指示長さ』などの用語が定義されています。
鉄鋼用語(試験)
⇒【非破壊試験 > 超音波探傷試験】
分類: 鉄鋼用語(試験) > 非破壊試験 > 超音波探傷試験
番号: 5227
用語: 検出レベル
定義:
欠陥として評価するために定めた欠陥エコー高さの最低限界レベル。
対応英語(参考):
disregard level
分類: 鉄鋼用語(試験) > 非破壊試験 > 超音波探傷試験
番号: 5228
用語: エコー高さ区分線
定義:
欠陥エコー高さを領域で区分して評価するための線。
一般には、数本の距離振幅特性曲線(※1)によって構成される。
対応英語(参考):
curves for dividing pulse amplitude
分類: 鉄鋼用語(試験) > 非破壊試験 > 超音波探傷試験
番号: 5229
用語: 欠陥指示長さ
定義:
超音波探傷において、探触子の移動距離によって推定した欠陥の長さ。
対応英語(参考):
defect length (by ultrasonic testing)
(※1)
距離振幅特性曲線とは、ビーム路程(超音波ビームが試験体中を通過した片道の距離)によるエコー高さの変化を示す標準的な曲線のことです。