鋼材の焼入れ,熱処理,JIS規格鋼製品の材質,種類,品質,試験等

 

炎焼入及び高周波焼入硬化層深さ/鋼の窒化硬化層深さ測定試験



”鋼質試験”の中の、”硬化層及び脱炭層深さ試験”に分類されている用語のうち、『炎焼入及び高周波焼入硬化層深さ,有効硬化層深さ』、『鋼の窒化硬化層深さ測定試験』のJIS規格における定義その他について。

主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”鋼質試験”のうちの”硬化層及び脱炭層深さ試験”に分類されている用語には、以下の、『炎焼入及び高周波焼入硬化層深さ,有効硬化層深さ』、『鋼の窒化硬化層深さ測定試験』などの用語が定義されています。

鉄鋼用語(試験)
⇒【鋼質試験 > 硬化層及び脱炭層深さ試験】


分類: 鉄鋼用語(試験) > 鋼質試験 > 硬化層及び脱炭層深さ試験

番号: 3212

用語: 炎焼入及び高周波焼入硬化層深さ,有効硬化層深さ

定義:
炎焼入れ又は高周波焼入れによる焼入れのまま若しくは焼入焼戻しした硬化層の表面から表に規定する限界硬さの位置までの距離。
表2 有効硬化層の限界硬さ
鋼の炭素含有量 0.23以上0.33%未満:HV=350、HRC=36
鋼の炭素含有量 0.33以上0.43%未満:HV=400、HRC=41
鋼の炭素含有量 0.43以上0.53%未満:HV=450、HRC=45
鋼の炭素含有量 0.53以上:HV=500、HRC=49
注)
HV:ビッカース硬さ
HRC:ロックウェルC硬さ

対応英語(参考):
effective case depth hardened by flame or induction hardening treatment


分類: 鉄鋼用語(試験) > 鋼質試験 > 硬化層及び脱炭層深さ試験

番号: 3221

用語: 鋼の窒化硬化層深さ測定試験(※1)

定義:
鋼の窒化による硬化層深さを測定する試験。
測定には、通常、硬さ試験方法が用いられ、簡便法としてマクロ組織試験方法が用いられる。

対応英語(参考):
determination of case depth hardened by nitriding treatment for steel


(※1)
鋼の窒化層に関連するJIS規格には以下などがあります。

JIS G 0562
鉄鋼の窒化層深さ測定方法

JIS G 0563
鉄鋼の窒化層表面硬さ測定方法