鋼の地きず肉眼試験/鋼のサルファプリント試験
”鋼質試験”の中の、”組織試験”に分類されている用語のうち、『鋼の地きず肉眼試験』、『鋼のサルファプリント試験』のJIS規格における定義その他について。
主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”鋼質試験”のうちの”組織試験”に分類されている用語には、以下の、『鋼の地きず肉眼試験』、『鋼のサルファプリント試験』などの用語が定義されています。
鉄鋼用語(試験)
⇒【鋼質試験 > 組織試験】
分類: 鉄鋼用語(試験) > 鋼質試験 > 組織試験
番号: 3107
用語: 鋼の地きず肉眼試験
定義:
圧延又は鍛造された鋼を機械仕上げによって、段削り試験片を作り、その仕上げ面に認められる地きずの長さ、数及び分布を肉眼で測定する試験。
対応英語(参考):
macrostreak flaw examination for steel
分類: 鉄鋼用語(試験) > 鋼質試験 > 組織試験
番号: 3108
用語: 鋼のサルファプリント試験(※1)
定義:
鋼の断面に硫酸でぬらした写真用印画紙を密着させることによって、サルファプリントを得て、鋼における硫黄の分布状況を調べる試験。
対応英語(参考):
sulphur print examination for steel
(※1)
鋼のサルファプリント試験については、以下のJIS規格があります。
JIS G 0560
鋼のサルファプリント試験方法