鋼材の焼入れ,熱処理,JIS規格鋼製品の材質,種類,品質,試験等

 

ワイヤロープ素線の径の測定/溶接金網の溶接点せん断強さ試験



”機械試験”の中の、”その他の試験”に分類されている用語のうち、『ワイヤロープ素線の径の測定』、『溶接金網の溶接点せん断強さ試験』のJIS規格における定義その他について。

主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”機械試験”のうちの”その他の試験”に分類されている用語には、以下の、『ワイヤロープ素線の径の測定』、『溶接金網の溶接点せん断強さ試験』などの用語が定義されています。

鉄鋼用語(試験)
⇒【機械試験 > その他の試験】


分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > その他の試験

番号: 2418

用語: ワイヤロープ素線の径の測定

定義:
ワイヤロープ素線から採取した試験片の径をマイクロメータで測定し、同種線径の各試験片について、最大のものと最小のものとの差を求める試験。

対応英語(参考):
measurement of wire diameter


分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > その他の試験

番号: 2421

用語: 溶接金網の溶接点せん断強さ試験

定義:
引張試験機と試験ジグを用いて、溶接金網の電気抵抗溶接点のせん断強さ
(※1)を調べる試験。
図33 溶接点せん断強さ引張試験用ジグ
図33 溶接点せん断強さ引張試験用ジグ

対応英語(参考):
shearing strength test for welded point of welded wire mesh


(※1)
溶接金網の電気抵抗溶接点のせん断強さとは、溶接金網の溶接点せん断強さ試験(※1)において、せん断荷重を縦線の原断面積で除した値のことです。