ワイヤロープの破断試験/ワイヤロープの径の測定
”機械試験”の中の、”その他の試験”に分類されている用語のうち、『ワイヤロープの破断試験』、『ワイヤロープの径の測定』のJIS規格における定義その他について。
主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”機械試験”のうちの”その他の試験”に分類されている用語には、以下の、『ワイヤロープの破断試験』、『ワイヤロープの径の測定』などの用語が定義されています。
鉄鋼用語(試験)
⇒【機械試験 > その他の試験】
分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > その他の試験
番号: 2412
用語: ワイヤロープの破断試験
定義:
引張試験機を用いて、ワイヤロープを破断するまでに徐々に引っ張り、そのときの破断荷重を測定する試験。
試験片は、ワイヤロープの一端から適当な長さを採取し、両端をホワイトメタル又は亜鉛などで円すい形に固め、若しくはこれに代わる適当な方法で定着したものを引張試験機に取り付ける。
対応英語(参考):
breaking test of wire rope
分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > その他の試験
番号: 2413
用語: ワイヤロープの径の測定
定義:
ワイヤロープの端から規定された長さ以上離れた任意の点における断面2方向以上の外接円の直径をノギスで測定し、その平均値を求める試験。
対応英語(参考):
measurement of wire rope diameter