鋼線のねじり試験/ねじり回数/鋼線の逆ねじり試験
”機械試験”の中の、”その他の試験”に分類されている用語のうち、『鋼線のねじり試験』、『ねじり回数』、『鋼線の逆ねじり試験』のJIS規格における定義その他について。
主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”機械試験”のうちの”その他の試験”に分類されている用語には、以下の、『鋼線のねじり試験』、『ねじり回数』、『鋼線の逆ねじり試験』などの用語が定義されています。
鉄鋼用語(試験)
⇒【機械試験 > その他の試験】
分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > その他の試験
番号: 2311
用語: 鋼線のねじり試験
定義:
試験片の両端を規定されたつかみ間隔で固くつかみ、たわまない程度に緊張しながらその一方を回転して破断し、そのときのねじり回数、破断面の状況、ねじれの状況などを調べる試験。
また、規定されたねじり回数までねじったとき、線が破断しないかどうかを調べることもある。
対応英語(参考):
torsion test of steel wire,
twist test of steel wire
分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > その他の試験
番号: 2312
用語: ねじり回数
定義:
ねじり試験において、ねじり始めてから破断するまでの回数。
単に規定されたねじり回数をいうこともある。
対応英語(参考):
torsion number,
number of twist
分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > その他の試験
番号: 2313
用語: 鋼線の逆ねじり試験
定義:
試験片の両端を規定のつかみ間隔で固くつかみ、たわまない程度に緊張しながら規定回数ねじった後破断するまで逆方向にねじり、そのときのねじれの状況及び破断面の状況を調べる試験。
対応英語(参考):
reverse torsion test of steel wire