鋼材の焼入れ,熱処理,JIS規格鋼製品の材質,種類,品質,試験等

 

鋼矢板の継手引張強度/鋼矢板の継手離脱強度/鋼矢板の継手破断強度



”機械試験”の中の、”その他の試験”に分類されている用語のうち、『鋼矢板の継手引張強度』、『鋼矢板の継手離脱強度』、『鋼矢板の継手破断強度』のJIS規格における定義その他について。

主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”機械試験”のうちの”その他の試験”に分類されている用語には、以下の、『鋼矢板の継手引張強度』、『鋼矢板の継手離脱強度』、『鋼矢板の継手破断強度』などの用語が定義されています。

鉄鋼用語(試験)
⇒【機械試験 > その他の試験】


分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > その他の試験

番号: 2232

用語: 鋼矢板の継手引張強度

定義:
鋼矢板の継手引張試験
(※1)の経過中、試験片が耐えた最大荷重を幅1m当たりに換算した値。
継手離脱強度と継手破断強度がある。

対応英語(参考):
tensile strength of steel sheet piling joint


分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > その他の試験

番号: 2233

用語: 鋼矢板の継手離脱強度

定義:
鋼矢板の継手引張試験において、継手部分が離脱したときの荷重を幅1m当たりに換算した値。

対応英語(参考):
separation strength of steel sheet piling joint


分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > その他の試験

番号: 2234

用語: 鋼矢板の継手破断強度

定義:
鋼矢板の継手引張試験において、継手部分が破断したときの荷重を幅1m当たりに換算した値。

対応英語(参考):
rupture strength of steel sheet piling joint


(※1)
鋼矢板の継手引張試とは、2枚の鋼矢板の継手部分を互いにかみ合わせ、引張軸と試験片軸が一致するようにセットし、つかみ間隔を400mm以上として試験片を引っ張り、継手引張強度を測定する試験のことです。