荷重低下率/ステップダウン試験
”機械試験”の中の、”リラクセーション試験”に分類されている用語のうち、『荷重低下率』、『ステップダウン試験』のJIS規格における定義その他について。
主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”機械試験”のうちの”リラクセーション試験”に分類されている用語には、以下の、『荷重低下率』、『ステップダウン試験』などの用語が定義されています。
鉄鋼用語(試験)
⇒【機械試験 > リラクセーション試験】
分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > リラクセーション試験
番号: 1942
用語: 荷重低下率
定義:
初期荷重に対する減少した荷重の百分率。
リラクセーション値ともいう。
対応英語(参考):
relaxed load ratio,
percent relaxation
分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > リラクセーション試験
番号: 1981
用語: ステップダウン試験
定義:
応力(荷重)を段階的に減少させて一定応力(荷重)クリープ試験を繰り返す試験。
この場合、試験中の全ひずみがリラクセーション試験の許容範囲を超えていても、試験片に対して伸びの変動がある範囲内にあればリラクセーション試験とみなされる。
図27 ステップダウン試験
対応英語(参考):
step-down test