鋼材の焼入れ,熱処理,JIS規格鋼製品の材質,種類,品質,試験等

 

回転曲げ疲れ限度/両振り平面曲げ疲れ限度/片振り平面曲げ疲れ限度



”機械試験”の中の、”疲れ試験”に分類されている用語のうち、『回転曲げ疲れ限度(回転曲げ疲労限度)』、『両振り平面曲げ疲れ限度(両振り平面曲げ疲労限度)』、『片振り平面曲げ疲れ限度(片振り平面曲げ疲労限度)』のJIS規格における定義その他について。

主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”機械試験”のうちの”疲れ試験”に分類されている用語には、以下の、『回転曲げ疲れ限度(回転曲げ疲労限度)』、『両振り平面曲げ疲れ限度(両振り平面曲げ疲労限度)』、『片振り平面曲げ疲れ限度(片振り平面曲げ疲労限度)』などの用語が定義されています。

鉄鋼用語(試験)
⇒【機械試験 > 疲れ試験】


分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > 疲れ試験

番号: 1756

用語: 回転曲げ疲れ限度(回転曲げ疲労限度)

定義:
回転曲げ応用が作用するときの疲れ限度。
応力振幅で表す。
σwbの記号を用いる。

対応英語(参考):
rotating bending fatigue limit


分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > 疲れ試験

番号: 1757

用語: 両振り平面曲げ疲れ限度(両振り平面曲げ疲労限度)

定義:
両振り平面曲げ応用が作用するときの疲れ限度。
応力振幅で表す。
σwpの記号を用いる。

対応英語(参考):
fatigue limit under completely reversed plane bending


分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > 疲れ試験

番号: 1758

用語: 片振り平面曲げ疲れ限度(片振り平面曲げ疲労限度)

定義:
片振り平面曲げ応用が作用するときの疲れ限度。
応力振幅の2倍で表す。
σupの記号を用いる。

対応英語(参考):
fatigue limit under pulsating plane bending