鋼材の焼入れ,熱処理,JIS規格鋼製品の材質,種類,品質,試験等

 

両振り引張・圧縮疲れ限度/片振り引張疲れ限度/片振り圧縮疲れ限度



”機械試験”の中の、”疲れ試験”に分類されている用語のうち、『両振り引張・圧縮疲れ限度(両振り引張・圧縮疲労限度)』、『片振り引張疲れ限度(片振り引張疲労限度)』、『片振り圧縮疲れ限度(片振り圧縮疲労限度)』のJIS規格における定義その他について。

主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”機械試験”のうちの”疲れ試験”に分類されている用語には、以下の、『両振り引張・圧縮疲れ限度(両振り引張・圧縮疲労限度)』、『片振り引張疲れ限度(片振り引張疲労限度)』、『片振り圧縮疲れ限度(片振り圧縮疲労限度)』などの用語が定義されています。

鉄鋼用語(試験)
⇒【機械試験 > 疲れ試験】


分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > 疲れ試験

番号: 1753

用語: 両振り引張・圧縮疲れ限度(両振り引張・圧縮疲労限度)

定義:
両振り引張・圧縮応力が作用するときの疲れ限度。
応力振幅で表す。
σwの記号を用いる。

対応英語(参考):
fatigue limit under completely reversed tension and compression


分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > 疲れ試験

番号: 1754

用語: 片振り引張疲れ限度(片振り引張疲労限度)

定義:
片振り引張応力が作用するときの疲れ限度。
応力振幅の2倍で表す。
σuの記号を用いる。

対応英語(参考):
fatigue limit under pulsating tension


分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > 疲れ試験

番号: 1755

用語: 片振り圧縮疲れ限度(片振り圧縮疲労限度)

定義:
片振り圧縮応力が作用するときの疲れ限度。
応力振幅の2倍で表す。
σ-uの記号を用いる。

対応英語(参考):
fatigue limit under pulsating compression