ロックウェルスーパーフィシャル硬さ/スケール
”機械試験”の中の、”硬さ試験”に分類されている用語のうち、『ロックウェルスーパーフィシャル硬さ』、『スケール(ロックウェルスーパーフィシャル硬さの)』のJIS規格における定義その他について。
主に圧延、鋳造又は鍛造された鋼及び鋼製品の試験に関する主な用語として、鉄鋼用語(試験)(JIS G 0202)において”機械試験”のうちの”硬さ試験”に分類されている用語には、以下の、『ロックウェルスーパーフィシャル硬さ』、『スケール(ロックウェルスーパーフィシャル硬さの)』などの用語が定義されています。
鉄鋼用語(試験)
⇒【機械試験 > 硬さ試験】
分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > 硬さ試験
番号: 1453
用語: ロックウェルスーパーフィシャル硬さ
定義:
基準荷重29.42N{3kgf}のときのロックウェル硬さ
対応英語(参考):
Rockwell superficial hardness
分類: 鉄鋼用語(試験) > 機械試験 > 硬さ試験
番号: 1454
用語: スケール(ロックウェルスーパーフィシャル硬さの)
定義:
ロックウェル硬さ試験においては、圧子の種類、基準荷重、試験荷重(※1)及び硬さの定義式 HR=a-bh における定数a、b の組合せによって定められている硬さの尺度。
スケールごとに固有の記号が付けられている。
鉄鋼の硬さ試験によく用いられているスケールを表1に示す。(表1は割愛)
対応英語(参考):
scale (Rockwell hardness scales)
(※1)
ロックウェル硬さ試験の試験荷重とは、ロックウェル硬さ試験において、基準荷重を加えた後、更に圧子を押込むために加える一定の荷重のことです。